2015-04-05 はるじょおん 自分のこと 小学校の頃、母が喜ぶだろうと 野に咲く、小さな花を摘んで帰った。 名も知らぬ小さな花を持って 息を切らして家へ戻り、 得意げに花を母に差し出した。 ”何その,びんぼうぐさ、こんな花,貧乏になるから 早く捨ててきて”と言われた。 小さな花は、私の手の中で もうぐったり元気が無く、 うなだれていた。
2015-04-05 スカートのすそのセンダングサ 自分のこと 子どもの頃住んでた場所の すぐ近くに里山があって いつもそこで遊んでた。 たくさん遊んで家に戻ると、 どこでつけたのかわからない センダングサが 服にたくさんついてた。 遊んだ後に センダングサをとるのが とても面倒くさくかった。 だけど、親になって 子どもの服にセンダングサが ついているのを見ると ほっとする。 子どもの頃は あんなに 迷惑だったセンダングサ。 今は とても愛おしい。