すかーとのすそのセンダングサ

画家すうひゃん。の日々感じたことの絵日記

自分のこと

背後霊のはなし

宮崎に来る何年か前に 1歳年上の姉が ある霊能者のところへ行ってみないか?と言い出した。 何でも前世やオーラが見える人がいるらしいのだ。 私も姉も、女子の占い好き気分半分、半信半疑であったけれど、 何だか知らない世界を覗くようでわくわくし、行っ…

父とのつながりのこと 学者の父と絵描きの娘②

父とのつながりを強く意識した出来事があった。 まずは宮崎に来てからの絵との向き合い方が深く関連しているので それを話そうと思う。 2011年、綾に来てすぐ ご縁から 韓国語の通訳兼事務の仕事をすることになった。 その間は、全く絵も描かず毎日決まった…

父とのつながりのこと 学者の父と絵描きの娘①

父とは4年生くらいから別れて暮らしていたけれど、 6年生の時、母から”アボジ(お父さん)と別れたよ”と告げられた。 私の記憶の中の父は学者で、絵に描いたような変わり者だった。 団地の6畳間の扉の奥には、丸まった論文の原稿用紙が散乱して、 部屋は…

韓国と日本の真ん中でドキドキ

今日は絵の事と少し関係ないことを書きます。 私は日本で生まれた在日韓国人ですが、 日本にいても外国人、 韓国にいても外国人だと感じています。 ヘイトスピーチは私たちに出ていけと言います。 一度も住んだことのない外国のような母国に行けと言います。…

はるじょおん

小学校の頃、母が喜ぶだろうと 野に咲く、小さな花を摘んで帰った。 名も知らぬ小さな花を持って 息を切らして家へ戻り、 得意げに花を母に差し出した。 ”何その,びんぼうぐさ、こんな花,貧乏になるから 早く捨ててきて”と言われた。 小さな花は、私の手の中…

スカートのすそのセンダングサ

子どもの頃住んでた場所の すぐ近くに里山があって いつもそこで遊んでた。 たくさん遊んで家に戻ると、 どこでつけたのかわからない センダングサが 服にたくさんついてた。 遊んだ後に センダングサをとるのが とても面倒くさくかった。 だけど、親になっ…