すかーとのすそのセンダングサ

画家すうひゃん。の日々感じたことの絵日記

背後霊のはなし

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宮崎に来る何年か前に

1歳年上の姉が

ある霊能者のところへ行ってみないか?と言い出した。

何でも前世やオーラが見える人がいるらしいのだ。

私も姉も、女子の占い好き気分半分、半信半疑であったけれど、

何だか知らない世界を覗くようでわくわくし、行ってみることにした。

行ってみると

マンションの部屋に鋭い目つきの坊主頭のおじさんが座っていた。

パワーストーンみたいなきれいな石が、

薄暗い部屋いっぱいに、所狭しと並べられていて、私の頭はガンガン鳴った。

しばらく会話をしたあとそのおじさんは,びっくりなことを言ったのだった。

 

”あなたの背後霊はやくざの親分です。昔の江戸時代くらいのやくざ、前世も。”

 

えっ?

私は絵描きなんです・・・あのどうかせめてそれらしい人にしてください・・・

と思ってはみたけれど、

その人が言ったことが本当なのか嘘なのか自分ではわからない。

まぁ、思い当たる節も無いわけじゃあないし。

 

 

家に帰ってから旦那に

”やくざの親分って言われた!ショッキング!”と報告した。

 

すると旦那は

”ばかやろう、江戸時代のやくざの親分なんて最高じゃあないか

清水の次郎長とか、やくざの親分だぞ、昔のやくざは弱い人とか助けてたんだぞ

俺なんかやくざの親分って言われたら嬉しいけどなぁ”

と目からうろこ発言。

 

なるほど、言われてみれば困っている人を助けたくなる衝動があるし、

罪を犯した人には同情するし、

弱者が寄って来るし

弱い者いじめとか異様にメラメラ怒りが湧くし

高校生の頃から”お母さんみたい”とか

”背中がお父さんみたい”(これは違うか?)とか言われてたっけ・・

 

何という新境地。

何気に心強くなってしまった。

 

占いとかスピリチュアルとか

本当のことは誰にもわからないし見えないし、

もちろん目に見えないものはあると思うけれど、

何がほんとで嘘かとかに

あまりフォーカスしないようにしています。

 

とりあえず楽しかったので

勝手に追加して

私の前世と背後霊は

 

”やくざの親分で絵描きだった”

 

ということにしておきました☆